イリノイ州のルート 66 周辺で満喫するノスタルジアと新しい体験

イリノイ州各地にあるルート 66 をテーマにしたスポットで、その魅力を存分に楽しみましょう。シカゴのダウンタウンにあるアダムズストリート（Adams Street）とミシガンアベニュー（Michigan Avenue）の交差点に、象徴的な旅の公式スタート地点を記念する標識があります。この標識はシカゴ美術館（Art Institute of Chicago）の前にあり、ミレニアムパーク（Millennium Park）に隣接しています。州内でマザーロードをドライブするなら、ドワイトにあるアンブラーズ・テキサコ・ガス・ステーション（Ambler’s Texaco Gas Station）に立ち寄りましょう。このガソリンスタンドは 1933 年にオープンし、現在はルート 66 のビジターセンター兼博物館となっています。アトランタにあるルート 66 アーケード博物館（Route 66 Arcade Museum）では、ノスタルジアに浸る心の準備をしてください。ここでは 1930 年代から 1970 年代までのビンテージピンボールやビデオゲームを楽しむことができます。オーバーンまで旅をすると、復元された手敷きのレンガ区間を含む当初の歴史あるルート 66 の道路、2.25 キロメートルをドライブできます。魅力的なエドワーズビルの町に立ち寄り、ウエスト・エンド・サービス・ステーション（West End Service Station）を訪れましょう。1927 年に建設されたこの歴史的建造物には現在、ルート 66 関連の展示品や資料が収蔵されています。往年、最も愛された体験の 1 つが、有名な道路沿いで楽しめるドライブイン・ムービー・シアターです。スプリングフィールドのルート 66 ドライブイン（Route 66 Drive-In）やリッチフィールドのスカイビュードライブイン（Skyview Drive-In）では、車内から最新のヒット映画や昔の名作映画を楽しむことができます。

カメラを持って、イリノイ州各地に点在する人々から親しまれる一風変わったスポットで、永遠に残る思い出を撮影しましょう。ミレニアムパーク（Millennium Park）にあるシカゴの非公式なシンボルの 1 つであり、「ザ・ビーン（the Bean）」の愛称で親しまれるクラウドゲート（Cloud Gate）の前で、ぜひ自撮り写真を撮影してください。公園内には、魅惑的な LED タワーと浅い反射プールで構成されたクラウンファウンテン（Crown Fountain）もあります。スプリングフィールドでは、エース・サイン・ミュージアム（Ace Sign Museum）所蔵の 85 点を超える再現または復元された看板のコレクションを鑑賞したり、ルート 66 レジェンズ・ネオン・パーク（Route 66 Legends Neon Park）でマザーロードの輝かしい遺産やゆかりの品を鑑賞したりできます。しかもどちらも無料です。アトランタにあるアメリカン・ジャイアンツ・ミュージアム（American Giants Museum）では、ルート 66 の象徴として人々に愛されている大型像について学びましょう。通りの向こう側に立つ、いまや貴重なポール・バニヤン・ホットドッグ像（Paul Bunyan Hotdog Statue）とも一緒に写真を撮っておいてください。その他、イリノイ州各地の写真撮影スポットで風変わりな魅力をさらに見つけてみましょう。リンカーンの世界最大の屋根付き荷馬車（World’s Largest Covered Wagon）、ウィルミントンのジェミニジャイアント（Gemini Giant）、コリンズビルの世界最大のケチャップ・ボトル・ウォーター・タワー（World’s Largest Catsup Bottle Water Tower）などが有名です。

歴史的スポットとして今に伝わるイリノイ州の遺産は、マザーロード沿いの各施設で目にすることができます。バラク・オバマ大統領センター（Barack Obama Presidential Center）は、2026 年シカゴのジャクソンパーク（Jackson Park）にオープンする予定です。博物館、庭園、図書館を含むこの複合施設では、アメリカ初のアフリカ系アメリカ人大統領について学ぶことができます。イリノイ州と深い縁のあるもう 1 人の大統領はエイブラハム・リンカーンです。リンカーンの経歴はスプリングフィールドで始まりました。ここには、現在エイブラハム・リンカーン大統領図書館および博物館（Abraham Lincoln Presidential Library and Museum）があり、彼の人生に関する遺物や展示品が展示されています。名高い大統領の永眠の地であるリンカーンの墓（Lincoln Tomb）は、近くのオークリッジ墓地（Oak Ridge Cemetery）にあります。シカゴとスプリングフィールドの間には、ポンティアックという小さな町があります。イリノイ州ルート 66 殿堂博物館（Illinois Route 66 Hall of Fame & Museum）を訪れ、ルート 66 に関するすべてを無料で楽しんでください。世界最大のルート 66 の標識（Route 66 Shield）で写真を撮りましょう。博物館の外壁一面にペンキで描かれたこの標識は、魅力的なダウンタウンで見られる大規模な壁画の 1 つです。ユネスコ世界遺産に登録されているカホキア墳丘群州立史跡（Cahokia Mounds State Historic Site）は、かつての偉大な古代都市の記憶を保存する施設であり、解説センターや考古学的な墳丘群を探索することができます。

あらゆる年齢層が楽しめる観光スポットが豊富な素晴らしい旅行を計画すれば、家族全員が大喜びできること間違いなし。スプリングフィールドでは、お腹を空かせておいしい食べ物を味わいに来てください。コージー・ドッグ・ドライブ・イン（Cozy Dog Drive In）で、有名なコーンドッグを試してみましょう。このレストランは、1940 年代にドライバー向けにオープンし、現在もルート 66 ゆかりの品で埋め尽くされた壁の間で、ダイナー風の人気メニューを提供しています。車で 10 分ほど走ると、もう 1 軒のおいしい食事スポット、ルート 66 モーターヘッズ・バー・グリル & ミュージアム（Route 66 Motorheads Bar, Grill & Museum）に到着します。この複合施設にはレストラン、博物館、ライブ・ミュージック・エリアがあります。一方リビングストンにあるピンク・エレファント・アンティーク・モール（Pink Elephant Antique Mall）は、ショッピング好きなドライブ旅行者なら必ず立ち寄りたいスポットです。50 軒を超えるアンティークショップを巡り、マザー・ロード・ファッジ・ファクトリー（Mother Road Fudge Factory）やキャンディショップ（Candy Shop）でスイーツを楽しみ、レトロなダイナーで食事を味わい、有名なピンク色の象をかたどった塑像と一緒に写真をお撮りください。新鮮な空気の中で満足のいく時間を過ごすなら、グラフトンのエアリーズリゾート（Aerie’s Resort）に向かいましょう。ここではゴンドラやチェアリフトに乗り、ミシシッピ川とイリノイ川の合流点など、素晴らしい自然の風景を楽しむことができます。自然の中でさらにスリルを求める人たち向けに、アルパインコースターやジップラインもあります。

シカゴへは、オヘア国際空港（ORD）またはシカゴミッドウェー国際空港（MDW）を経由してアクセスできます。シカゴは、地域バスや鉄道サービスの拠点でもあります。